2023年
9月
28日
木
当法人と「任意後見契約」「死後事務委任契約」を結ぶ予定の田中さん(仮名)はS市にお住まいです。
死後事務の内容を打ち合わせしている時に「樹木葬にしたい」とのご希望を頂戴したので、資料を取り寄せ、9月27日(水)に見学してきました。
樹木葬にはイラストのようなイメージを持っていましたが、近頃は決められたスペースに石のプレート(蓋)を置いているところが多いそうです。石のプレートにお名前や好きなイラスト、言葉などを刻み、お骨は粉骨にしてその下に納めます。見学したところでは、1人用、2人用、4人用がありました。
2023年
9月
13日
水
以前ブログで紹介した、S市の佐川様の「任意後見契約公正証書 案文」が届きましたので、9月12日(火)に佐川様のご自宅にお伺いして、内容の検討を行いました。
任意後見契約書は委任者(頼む人)と受任者(頼まれる人)双方で、内容を確認し、修正や訂正、削除や追加の必要があるかどうか検討します。今回の契約書は本文が7枚と代理権目録が2枚です。
9月12日は、委任者である佐川様と一緒に契約書の文章を一つずつ確認し、分かりにくい部分などをご説明しながら、修正等を行いました。時間は約2時間かかりました。
今後は、受任者(頼まれる人)と意見のすり合わせを行い、公証役場に修正等の依頼をします。
2023年
9月
02日
土
9月2日(土)塩竈の事務所に岸本さん(仮名)がご家族とお二人でご相談にいらっしゃいました。岸本さんには重度障害のある未成年のお子さんがいらっしゃいます。お子さんが未成年のうちに、岸本さんとお子さんの間で任意後見の契約をした方が良いのではないかというご相談でした。
未成年者が契約行為をする場合、法定代理人が未成年者に代わって契約をすることになります。例えばスマートフォンを契約するような場合は親権者である岸本さんが法定代理人としてスマートフォンの販売会社と契約を行います。ただし、今回のように岸本さん(親権者)とお子さんの間で契約をする場合は、岸本さんとお子さんは利益相反関係となってしまいますので、お子さんの代理人になることができません。親権者とその子の未成年者が利益相反関係になる場合は、お子さんに「特別代理人」を付ける必要があります。「特別代理人」は、家庭裁判所にお願いして選んでもらいます。この人を特別代理人にしてくださいと「候補者」を指名してお願いすることも可能ですが、最終的に決めるのは家庭裁判所です。特別代理人の候補者は親族でも友人、知人でも構いません。
要は、未成年者の立場に立って、未成年者に不利な契約にならないよう注意を払ってくれる人であれば良いのです。
今日は、未成年者と任意後見契約を結ぶ際の「特別代理人」について、特別代理人を家庭裁判所にお願いするタイミングなどをお話ししました。
任意後見契約を行うかどうかは、もう少し検討することになりましたが、代理人を立てて任意後見契約を結べるのは、子どもが未成年の間です。タイムリミットがありますので、いつまでに決める必要があるのかを意識しておくと良いでしょう。
2023年
8月
24日
木
当法人では、法定後見人としてお手伝いさせていただいている方がお一人いらっしゃいます。法定後見人は、毎年1回定期的に家庭裁判所に報告書を提出することになっています。
ご本人(成年被後見人)を、お母さまと当法人の2人で後見人としてお手伝い(後見事務)をしている関係で、報告書は2人で作成するのですが、いつもお母さまが主導で作成してくださいますので、感謝していおります。
二人で「一年は早いね~」など雑談も交えながら、これまでの振り返りや今後の事を話し合う貴重な時間となりました。
・・・作成した報告書は家庭裁判所に送ります。今年は、家庭裁判所から何も問い合わせがないと良いな、と思っているところです。
2023年
8月
19日
土
8月17日(木)S市にお住いのご相談者佐川様(仮名/80歳代)と仙台の公証役場に行ってきました。佐川様は、今後ご自身が認知症になったときに備え、県外に住む息子さんと任意後見契約を結びたいとのご希望です。今回は、佐川様の「戸籍謄本」と「印鑑証明書」「写真付きの身分証明書」を持って、相談に行きました。
公証人に家族の状況や佐川様のお考えを話し、任意後見契約書案を作成いただくことになりました。かかった時間は正味40分程度でした。
2023年
3月
28日
火
令和5年3月26日(日)後見の杜の宮内代表をお招きして、セミナー&座談会を開催しました。
参加者は23名でした。
参加者から、3名の方から、ご自身の体験をお話しいただき、その問題の解説や解決策のアドバイス等を宮内代表が行うスタイルで進めました。参加した方からは「いろいろな人の生の声を聞けて良かった」「後見制度利用を検討していたが、トラブルを未然に防ぐ為に大変参考になった」等、感想をいただきました。
2023年
2月
02日
木
令和5年2月2日 河北新報社のとある記事をきっかけにお会いすることができたのは、佐々木すみれ さんです。
彼女は、重い障害のある姪御さんを実の娘のように深い愛情を持って、37年間育み見守ってきました。
そして、生きている幸せを感じてもらいたいと、旅行に連れて行ったり、一緒に美味しいものを食べたり、かわいい洋服を着せてあげていたということでした。ところが、姪御さんに財産管理の後見人がついてしまってから、その生活が一変しました。支出項目や支出金額を制限され、これまでのように姪御さん自身のお金を使えなくなってしまったのです。
自分のお金を美味しいものやかわいい洋服を購入するために使えなくなるのが、法定後見制度のあるべき姿なのでしょうか。財産管理の後見人は「障害を持っている人は、自分で美味しいものを食べたり、かわいい洋服を着たいと思っているわけではないから、そんなものは無駄遣いだ」と考えているようです。「親がそうしたいだけなのだから、やりたいなら親のお金を使いなさい」と言います。
でも、佐々木すみれ さんは現状に負けずに戦っています。単発のアルバイトをしながらこれまでのように美味しいものやかわいい洋服を姪御さんに届けています。それだけではなく、後見制度を利用して自分のように悲しい思いをする人を出したくないと、ご自身の経験をたくさんの人に知ってもらう活動をしています。
昨年のクリスマスにすみれさんが姪御さんに届けた、愛情のこもった料理の数々とその料理を目の前にして座る姪御さんの写真を見せていただきました。「あまり表情はでないんですよ」とすみれさんはおっしゃっていましたが、私には、ちょっとはにかみながら嬉しそうに笑っている、そんな風に見えました。
佐々木すみれ さんのお話を聞いてみたいと思われる方は、当法人にご連絡ください。後見制度をより良くするための活動は、誰のためにでもなく、きっとあなたのためになると信じています。
2022年
11月
04日
金
秋晴れの下、『青葉区民まつり』が開催されました。
当法人も「成年後見クイズ」を実施し、94組の方にご参加いただきました。成年後見クイズは、成年後見制度に関するクイズで当法人が作成したものです。
参加された方の中には、「一度、後見人がついたら外せないのね・・」「認知症の親のお金で息子が車買っちゃダメなのかぁ」などと感想を漏らしていらっしゃる方もいらっしゃいました。
クイズの参加者のお子さんには、バルーンアートをプレゼントしたり、クイズの全問正解者には景品を差し上げたり、楽しく「成年後見制度」を学んでいただける機会になりました。
また、お子さんが障害を持たれている方やご自身がお一人なので今後が心配などと熱心に相談される方もいて、PREMOを知っていただくことができたと実感しています。
「電話無料相談」チラシとPREMOのパンフレットも99セットお渡しすることができたので、今後の電話相談が増えることを期待しています。
2022年
1月
05日
水
1月15日(土)14:00~「次世代への責任と後見制度」をテーマに約1時間のセミナー講師を務めることになりました。次世代への責任として成年後見制度をどのように活用すべきか・・などお話ししたいと思います。
第二部ではワークショップ「不動産エンディングノートを書いてみよう」もございますのでご興味のある方はぜひご参加ください。
2021年
12月
01日
水
無料電話相談では、後見制度に関する疑問や質問にお答えするだけでなく、ご相談者様と制度利用を検討している(利用している)ご本人の立場で、問題解決のためのアドバイスをいたします。
ご相談は事前予約制です。
「こんなことを知りたい」「こんなことで困ってる」・・など、後見制度のモヤモヤを解消しましょう。お気軽にお電話ください。
2021年
6月
06日
日
今年度の無料セミナーは、初めてのwebセミナーとなります。
今話題の「民事信託」について「成年後見制度」との違いなど皆さんからの質問疑問にお答えいたします。
皆さまのお申込みをお待ちしております。
事前のお申込みが必要です。メールか電話でお申し込みください。
下のQRコードからのお申込みが簡単です。
2021年
5月
01日
土
2021年4月30日(金)10:00~
ご本人(被後見人様)が日ごろ使われている支援事業者様と面談しました。
2社の支援事業者様から支援をしている時のご本人の様子が報告され、現状にご満足されていることが確認できました。ご家族からも家での様子などを伺い、情報を共有することができ、今後の支援内容を確認しました。
次回は10月の予定です。
2020年
10月
20日
火
公益財団法人 東北活性化研究センター様よりアンケートが届きました。
内容は2020年度東北圏社会経済白書「社会問題解決にかかる活動の現状と課題に関するアンケート」です。
このコロナ禍で当法人も春以降、例年参加してきた各地の市民まつり等の中止やイベントの中止等主だった活動が出来ずにおります。
アンケートには、コロナウイルス感染拡大に伴う諸問題が沈静化した場合の今後の活動に関する内容もあり、改めて考えさせられました。
当法人は、認知症の方や精神に障がいをお持ちの方と、そのご家族のために成年後見制度を正しくお伝えすることまた、成年後見制度を利用する際の支援等を目的としています。
困っていることを解決するために、ご相談ください。私たちは皆さんに寄り添って、一緒に問題解決に取り組みます。
2019年
10月
09日
水
10月20日(日)に開催される「みやぎの・まつり」に初めて参加します。
しおがま市民まつり同様、後見制度を広めるためにクイズや展示を行います。展示内容は「後見制度を利用した方が良いのかどうかを点数で表す後見査定の例示」「当法人で何を相談できるかなどのQ&A」です。興味のある方は是非お立ち寄りください。
お子様にはバルーンアートのプレゼント!
クイズ全問正解者には景品もご用意しました。
2019年
5月
06日
月
4月28日(日)開催された『第36回しおがま市民まつり』に参加しました。
今年も成年後見制度や介護保険制度についてのクイズにお答えいただき、制度に対する理解を深めていただきました。
参加してくださった方は73名です。お参加くださった皆様ありがとうございました。
2019年
5月
01日
水
【日 時】令和1年6月1日(土)
14:30~15:50
【テーマ】『ひとりでも大丈夫』~転ばぬ先の任意後見~
【会 場】仙台市市民活動サポートセンター 研修室5
当法人主催の無料セミナーです。
今回で6回目毎回多くの参加者に成年後見制度についてお伝えしています。
今年は、ひとりでも安心して老後を過ごすことができる制度、任意後見制度をご紹介します。
ひとり暮らしの高齢の方からご相談が増えています。
まだ、大丈夫と先延ばしにせず元気なうちにしっかり学びそのときに備えましょう。
ご夫婦、ご家族、お友達と一緒に、お気軽にお申し込みください。
2018年
10月
09日
火
平成30年10月8日(日)強風注意報が出ている中、『十符の里・利府フェスティバル』で成年後見制度についてのアンケート活動を会員5名で行いました。
開催は1時間遅れの10時からとなりました。
時折強風が吹き、飛ばされそうなテントをみんなで抑える場面もありましたが、59名の方にご協力いただきました。
強い風の中、足を止めてアンケートにご協力くださった皆さんありがとうございました。
アンケート結果は、集計が終わり次第HP上でお知らせいたします。
2018年
9月
14日
金
平成30年9月13日(木)10:30~12:00に塩竈市民図書館で開催された「ハッピー・エンディングノート作成講座」は好評のうちに終了いたしました。
参加者の皆さんありがとうございました。
2018年
6月
29日
金
塩竈市は、「しおがま」のことを市民のがより深く理解し、「市民が主役のまちづくり」を進めていくために、「まちづくりしおがま出前講座」を開講しています。
皆様からの注文を受け、担当職員や一般企業や市民が講師として伺い、講座を開催いたします。
出前講座のメニュー表は、塩竈市公民館、ふれあいエスプ塩竈、市民図書館、体育館、市役所資料配布コーナーにあります。また、塩竈市のホームページから出前講座メニュー表、受講申込書をダウンロードできます。
2018年
5月
30日
水
16名の方に参加いただきました。
今回のセミナーは、成年後見制度利用の現状を加藤さんにお話しいただきました。成年後見制度は誰のための制度なのか・・あたらめて考えさせられました。
【参加者アンケートの結果】
1、本セミナーを何でお知りになりましたか。
①家族・知人等からの紹介【10】
②市民センター等設置のチラシ【3】
③月刊りらく』折り込みチラシ【2】
2、本セミナーの内容はいかがでしたか。
① 興味を持って聞いた【12】
② 良く理解できなかった【1】
③ ためにならなかった【0】
3、成年後見制度についてご存知でしたか
① 良く知っている【1】(利用している【1】)
② ある程度知っている【9】
③ 聞いたことはあるが内容は良くわからない【5】
4、今後、ご本人やご家族が成年後見制度を利用する可能性はあると思いますか。
① 可能性はあると思う【9】 ② 可能性はないと思う【0】 ③ 分からない【5】
5、正しい成年後見制度の在り方を広める活動は必要だと思いますか。
① とても必要だと思う。【11】 ② 必要だと思う。【4】
2018年
3月
15日
木
平成30年4月22日 塩竈市民祭に出展、無料相談会を開催いたします。会場は、JR仙石線本塩釜駅前です。
毎年4月第4週目の日曜日に開催される鹽竈神社「花まつり」に合わせて、塩釜商工会議所青年部が主催する「しおがま市民まつり」に出展します。「成年後見」に関するクイズや無料相談を行います。バルーンアートのプレゼントも・・・。 ぜひご家族でお越しください。
テーマは、「第35回 しおがま市民まつり~百花繚乱~」です。
日時:平成28年5月22日(日) 午前10時00分~午後3時00分
会場:JR仙石線本塩釜駅前
塩竈商工会議所URL:http://www.shiogamacci.jp/service13.html
※ 詳細は第35回しおがま市民まつり配布チラシ(PDF)をご確認ください。
2016年
7月
20日
水
認知症について正しく理解し、地域でさりげない見守りとやさしい声がけをする応援者(認知症サポーター)を増やす取り組みに共感し、PREMOの正会員10名が塩竈市の「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症サポーターのいる団体としてPREMOの事務所が「認知症にやさしいサポーター店」として登録されました。
2016年
4月
22日
金
平成28年5月22日 無料セミナーを開催いたします。会場は、仙台市市民活動サポートセンターです。
「認知症」の人やその人を取り巻くご家族のよき理解者として、寄り添うことができるように「認知症」について正しく理解することから始めましょう。
テーマは、「認知症サポーター養成講座」です。
日時:平成28年5月22日(日) 午後1時45分~午後3時15分
会場:仙台市市民活動サポートセンター 研修室5(4F)
2015年
5月
06日
水
平成27年6月6日 無料ゼミナーを開催いたします。今回は、仙台市市民活動サポートセンターを会場に開催です。
テーマは、「終活はじめはここから」です。
自分が「認知症」になったらどうして欲しいか、自分の家族や友人が「認知症」という病気になったらどのように対応するのがよいか。まずは、認知症を正しく理解することから始めましょう。
認知症を理解するパート、認知症サポーター養成講座の概要、そして成年後見制度について学びましょう。
テーマは、「終活はじめはここから」です。
日時:平成27年6月6日(土) 午後2時分~午後3時30分
会場:仙台市市民活動サポートセンター 研修室5
2014年
9月
10日
水
去る、平成26年9月1日 当PREMO会員4名は「認知症キャラバンメイト養成研修」を修了し、キャラバンメイトとして登録されましたのでお知らせいたします。
このことにより、認知症サポーター養成講座におけるキャラバンメイト(講師)を務めることができるようになりましたので、受講をご希望の方はお問い合わせください。
認知症を正しく理解し、認知症サポーターとして認知症の人や介護する家族の方への支援について、一緒に学びましょう。