任意後見契約書の案文を検討しました

 以前ブログで紹介した、S市の佐川様の「任意後見契約公正証書 案文」が届きましたので、9月12日(火)に佐川様のご自宅にお伺いして、内容の検討を行いました。

 任意後見契約書は委任者(頼む人)と受任者(頼まれる人)双方で、内容を確認し、修正や訂正、削除や追加の必要があるかどうか検討します。今回の契約書は本文が7枚と代理権目録が2枚です。

 9月12日は、委任者である佐川様と一緒に契約書の文章を一つずつ確認し、分かりにくい部分などをご説明しながら、修正等を行いました。時間は約2時間かかりました。

 今後は、受任者(頼まれる人)と意見のすり合わせを行い、公証役場に修正等の依頼をします。

佐川様から追加のご希望も・・

任意後見契約には、すぐに始める「即効型」と判断力が低下してから始める「将来型」そして、判断力が低下する前もお手伝いが欲しい方のために「移行型(委任契約)+(任意後見契約)」という3種類があります。

佐川様は今でも車の運転をし、銀行や役所の手続きもお一人でなさっていたので、「将来型」で進めてきました。ただ、準備を進める中で『近頃、身体もしんどいし、車の運転もそろそろやめようかとを考えていたから、今から手伝ってくれる人がいると助かるかも・・』と当初の考えと変わってきたことが分かりました。

 そこで、「将来型」から「移行型」に変更することになり、公証役場にその旨を連絡することになりました。