お一人暮らしの高齢者からのご相談

最初のご相談は、今年の5月

S市にお住いの菊池様(仮名/80歳代)から今年の5月1日に「任意後見」について話を聞きたいとお電話いただきました。

 早速、5月4日にご自宅に伺い、任意後見制度や当法人でお受けする際の費用などのお話をさせていただきました。

 菊池様はお一人暮らしでご兄弟もご高齢のため他に頼れるご親族もなく、認知症になってしまった場合に備えたいとのご希望でした。その日は、少し考えてみてお願いする際にまた電話をします、ということでお暇しました。

9月に再度電話があって・・

菊池様からお電話をいただいて、任意後見契約を進めたいとのご意向を承りました。再度、当法人から2人で伺って、ご意思を確認しました。任意後見契約書には、判断力が低下しても続けたいこと(温泉旅行とか野球観戦とか・・)を入れることができます。菊池様は「今まで十分楽しんできたから、そういうのはいらないよ」とのことでした。これまで充実した人生を送られてきたのだなと感じました。

 その場で公証役場に訪問日の予約をしました。当法人は、公証役場への予約や同行支援を行っています。菊池様とは長いお付き合いになりそうです。今後、菊池様のことをもっとよく知ることができるよう、契約後もコンタクトを取り続けたいと思いました。